2021/05/21 【快適くらしのレシピ】
新型コロナウィルスの予防ワクチン接種が、医療従事者や高齢者からスタートしました。
今回話題になったのがインターネットやSNSを使った事前予約の方法です。
しかしシニアにはネットやSNSを使った予約は難しいといった声も上がっています。
ここではワクチン接種に限らず、まずインターネット予約の基礎知識、その仕組みをご説明します。コツを知って心理的なハードルを少しでも下げてみませんか。
<入力に必要な事項を手元に用意しておきましょう>
インターネットを利用して何かの予約をする場合は、予約専用WEBサイト(ホームページ)にアクセスします。アクセス先のアドレス(URL)は書類やチラシなどに記載されているか、QRコードが印刷されている場合もあります。スマートフォンのカメラ機能やQRコード読み取りアプリで撮影すると、予約画面を表示することができます。
パソコンでもスマフォでもあとは必要事項を入力していくことになります。
予約画面でいきなり必要事項を入力しようとしても、緊張して上手に入力できないことがあります。
そこでまず、入力すべきことを事前に書きだしておくことをお勧めします。
手書きメモでもよいですし、パソコンやスマフォ上にメモ、Word、Excelといったアプリである程度入力内容を準備しておくと、スムーズに予約画面の入力ができます。
予約に必要な項目はケースによって違いますが、氏名、生年月日、電話番号、住所、メールアドレス、予約希望の日時などです。ワクチン接種予約の場合は、接種券の番号など
の必要事項も手元に用意してから予約作業に入りましょう。
<入力の際の注意事項をよく読んでから始めましょう>
また入力でミスを犯しやすいのは「全角・半角」の文字指定に合わせられているかどうか、電話番号などの数字に「ハイフン」が必要か、否か、「必須入力事項」をきちんと入力できているかといった部分です。
いずれも入力エリアに注意事項が記載されているはずですが、つい見落としてしまいがちです。また必須入力事項を入れていないと送信することができません。
インターネットを介した予約や購入が苦手という場合、こうした入力エラーによって気持ちがくじけてしまうことも多いようです。
入力画面が出たら、落ち着いてそこに記載されている注意事項をよく読むことが大切です。
また、同じ画面を表示したままにするとセキュリティ保持のために、タイムアウト(時間制限による終了処理)をしてしまうことがあります。
途中まで入力して長時間にわたり離席をするとエラー表示になり、一からやり直しになってしまいます。
最近のシステムは入力が途中段階でも保存をしておけるものも増えていますので、それを利用しましょう。できれば落ち着いて最後まで入力できる環境を整えましょう。
また電話回線が混雑するのと同様に、インターネットの回線も混雑することがあります。とくに昨今はテレワークやオンライン授業が増えていますので、ネットを利用する人そのものが増加しています。
誰でもいち早く予約をしたいと思いますが、日程やスケジュールに余裕があるようでしたら予約開始直後を避けて少し余裕を見てアクセスしてみましょう。
また、午前中から昼休み、夕刻(17時~18時の一日がひと区切りするタイミング)、就寝前(22時~23時)といった誰もがひと段落する時間帯にインターネット回線そのものが混むとも言われています。この時間帯を避けて予約を試みるというのも手です。
ちょっとしたコツをつかんでネットでの予約にチャレンジしてみてください。