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お墓について知りたい

そもそもお墓について知りたい

いざ、お墓を建てようと考えた時どうしたらいいのかわからないことが多いと思います。 そこで、全優石がお墓作りを始める前に知っておくと役に立つ情報を集めました。

お墓は脈々と太古から脈々と伝わってきた、人々の祈りの造形です

人が亡くなったらお墓を建てなければならないという法律は世界中どこにもありません。 ですが、人類は太古の時代からお墓を作り続けてきました。なぜでしょうか。 今から7万年前、ネアンデルタール人が死者に花を手向けていたことが考古学で明らかとなっています。 これがお墓作りの原点ではないでしょうか。 従ってお墓は慣習や習慣で建てるものではなく、人類の証とも言える死者への哀悼、 追憶の心、仏教でいうところの供養の心によって建てる祈りの造形なのです。

1.墓地の確保 ①公営墓地は不特定で発表される市や行政の広報をみる。
②霊園が新設された場合は、チラシ等で詳細を知る。
③最近では、ネットでも霊園が探せるようになりました。
下記の霊園検索ページの霊園は全優石のお店で建墓ができます。
墓地・霊園をさがす
2.石材店を選ぶ 親戚や知人、建てた方に評判・情報を聴く。
3.石の種類 ①石は天然素材なのでサンプルと全く同じではありませんのでご注意下さい。
②寒冷地では凍結を考慮し、水を吸いやすくはき出しにくい石はさけるべきでしょう。 こうしたアドヴァイスもきちんと受けられる石材店選びがお墓づくりには、一番大事なことです。
4.形を決める 江戸時代から建てられている三段型のほか、最近ではご先祖様のお墓ではなく自分が初代のお墓づくりがすすみ様々な形のお墓が建てられています。

お墓を用意するにはどうすればいいか

一つ一つ時間をおしまないで検討することが大切です。 家造りと一緒です。一生に一度あるか無いかの一大事業なのです。 お墓を建てるにはまず墓地を確保→石材店の選定→石の種類や形・デザインを相談します。

参考

●お墓はどこに建ててもよいわけでは有りません。
①お墓の法律(墓埋法)に従って許可を受けた場所=墓地・墓所を確保します。
②墓所・墓地の種類 墓地には公営墓地と民営墓地が有ります。現在、墓地を経営できるのは宗教法人・地方自治体・公益法人だけです。

■公営墓地
都営霊園、市営霊園など地方自治体が運営する墓地を指します。

■民営墓地
公営墓地以外は全て民営墓地となります。

●公営墓地以外の墓地を購入する際は、自家の宗旨宗派を確認して下さい。
・購入するまでの宗旨は多くの場合問われませんが、購入してからはその墓所の宗旨に則った法要になります。
・墓所探しは家を建てるときと同じく必ず1カ所1カ所見学をすることをおすすめします。

※ご注意その1
行政が管理する公営墓地以外の寺墓地、民間霊園ではお寺との信頼関係を含め、石材店が決められている場合が有ります。
全優石のお店でお墓を建てる場合は、このホームページの霊園探しのページから資料を取り寄せるか、全優石お墓何でも相談(0120-141-996)をご利用下さい。

墓石はどのように選ぶの?

お墓にはさまざまな形があると思います。名称もお墓によって異なっていたりするのでそもそもそれらはどういったことなのかを知りたい。
「石」の持つ不変、不動からお墓には昔から石が用いられてきました。 仏教伝来の前、大昔から人間は亡くなった人を「葬る」という行為をしてきました。その上で目印のために木では腐食することから不変、不動の「石」をおいたのではないかという説があります。 そうして野辺の石から単純な長方形の石を置き、段々と形が変わり、現在の三段のお墓は江戸時代に完成されたといわれていますが、詳しい資料は存在していないようです。 仏教の祖であるお釈迦様はお墓のことを何も書き残してはいません。 また、法律でもこの形でなければならないとは決まっていません。 ですから、お墓の形に決まりはないのです。 自分で気に入られた石や、形、ご予算で考えることが出来ます。

最近では、故人を偲ぶお墓としてその人をイメージしたお墓づくりや、お墓参りにいった際、亡くなった人との会話ができる場所として、また、自分の死後の住まいとしての死後の演出を自ら考える方も増えてきました。

●全優石では建立者からのお墓写真デザインコンテストを実施していますのでこちらのページで皆様の想いのお墓づくりをぜひご覧下さい。
●お墓の種類についてはこちらをご覧下さい。

お墓の付属品は何なの?

お墓にはさまざまな付属品があると思いますが、それらの必要性や内容について知りたい。
お墓は、納骨する場所(カロート)、区画を周囲から仕切る外柵といった基本的なものの他に、塔婆立、墓誌(地域によって呼称が違うこともあります)、灯籠、名刺受、植木など様々な付属品から成り立っています。
お墓は一人の霊に対し一基を建てる単独墓と、家族の遺骨を一緒に納める合祀墓があります。墓地は広さにも限界がありますので、昨今は合祀墓が多く、合祀のため大型化したカロートの他、墓誌や塔婆立がお墓の構成要素として重要視されています。

●一般的な和型墓所の構造と装飾 

江戸時代から続く日本の代表的なお墓。
江戸時代中期頃、キリシタン禁止政策の一端として檀家制度が 制定され、国民は全ていずれかのお寺に帰属させられました。檀家となった一般庶民は、五輪塔を原形に仏塔として意義付けられたこの三段型のお墓を建立するようになったと言われています。

●主な装飾品の役割

外柵 周囲との境界をはっきり分けるためのもので、地域によっては巻石と言われています。墓域は浄土であり、仏国土であるとして考えることが外柵を廻らすはじまりといわれています。
水鉢・花立・香立 水鉢は霊の渇きを癒すためのもので、花立はその水鉢を中央にして左右に花を生けるためのものです。最近は直接石に穴をあけるよりステンレス製の脱着式のものが多く使われています。線香を立てるタイプと横に寝かせるタイプがあります。
墓誌・灯籠 墓地の広さの問題もあり、昔のように各仏様に墓石を一基ずつ建てるかわりに、墓誌を立てそこに仏様の戒名、死亡年月日、年齢、俗名等を刻むようになりました。御先祖様と合祀されている墓や今後子孫が利用することを想定すると、墓所には不可欠な要素といってもよいのではないでしょうか。
納骨棺(カロート) ご遺骨を納める場所のこと。ご遺骨を納める神聖な場所としての意味と同時に、その上に建てる石碑の重みを支える重要な基礎としての構造的な役割も果たしています。

●一般的な洋型石碑

昭和40年初頭、空前の墓石建立ブームの最中、登場しあっという間に普及。従来の三段型のお墓と同じように近年墓地でよく見かける形のお墓。 掃除がしやすい、三段のお墓より倒れにくい等の理由で選ぶ人も増えています。

五輪塔

報恩供養を願って建立される代表的な石塔。
森羅万象を形取った供養塔で、人と仏が一体となった 姿を表していると言われています。宇宙にある一切の 物質は地水火風空の五大から構成されているという 密教の五大思想に基づいて作られています。 地は大地を表し、人間の身体、肉体、水は身体の中の 水分を表し、火は身体にある熱、風は人間の中にある 風即ち呼吸、人間はこの四つの要素が集まって新陳 代謝を繰り返して(空)生きているという古来のインド 思想に基づいていると言われています。
日本の卒塔婆はこの五輪塔から生まれたと言われて います。

宝篋印塔

宝篋印心呪経を納めた塔の意味で、古代中国呉越王の銭 弘俶のつくった方形平面単層の塔が日本に伝り盛んに作られるようになりました。傘の四隅に特色のあ る飾りが施されています。

石材について

現在墓石に使用されている石材のほとんどが御影石で、その8割以上が輸入材です。そしてその種類は何百種にも及びます。同じ御影石でも硬度がそれぞれ異なり、一般的には硬い石ほど光沢を出すのに手間がかかりますが、一端、磨き上がるとその石の艶は長持ちします。硬度の低い石はその逆です。また、吸った水をはき出しにくい石があり、そのしみ込んだ水が寒冷地などでは凍って割れることがありますので、避けたほうがよいでしょう。また、鉄分を多く含んだ石がありますが、水と融合して錆が出る可能性が高いので避けたほうがよいでしょう。では、硬度が最も高く、最も水を吸わない石が高い石なのかというと、必ずしもそうではありません。石は天然素材のため、人気があって産出量が少ない石ほど希少価値がついて高額になります。 

生前に購入しても問題ない?

生前に自身のものを用意するなどお墓を買う時期などがわからないのでそれらの内容を知りたい。

生前にお墓をつくったり購入することは、全く問題ありません。 エジプトの王の墓といわれるピラミッドや秦の始皇帝を始め生前にお墓をつくることは昔から行われています。

お墓を購入する時期にも決まりはありません。 直近で亡くなった方がおられる場合は、一般的に49日やお彼岸などにお建てになる方が多いようです。

※ご注意 ・お墓は発注してからつくるケースが多いので、納期は1ヶ月から2ヶ月位の余裕を お持ちになった方が良いでしょう。 

墓地だけ先に買っても問題ないの?

お墓は墓地と墓石にわかれると思います。墓地だけをとりあえず買っておくなどはできるのか?

墓地だけ先に購入することはできますし、問題はありません。
墓地によっては、その後何年以内に墓石を建てること等の条件がついているところが多いようです。

税金とかはどうなるの?

墓地も土地だと思うのでその場合に固定資産税などの税金がかかるのではないか?

「墓地を買う」という表現をしますが、実際には土地の売買とは違い、「お墓を建てる目的の為に使用権を買う」ということです。
また、墓地、墓石、仏壇やお位牌などは、祭祀財産といって一般の相続財産とは別に区分けされ相続税はかかりません。
生前に1億円のお墓を建て相続をしても相続税はかかリませんが、一般の資産とは違い売買をしての分割相続は出来ません。

購入したお墓はどう管理するの?

お墓の管理は霊園側がやることと購入者がやることなどがあると思います。

購入したものをどのように管理していくのかなどを知りたい。
お墓を建てることを目的に使用権を購入した墓所内は、他人がむやみに立ち入ることは一般的には出来ません。
ですから、草が生えたり墓所内が汚れたら自分で掃除をします。 お墓参りをし、故人と向き合う時間を大切に、亡き人を思いきれいにしてあげましょう。
草が生えたままで放置しますとよその墓地に種が飛んだり枯れ草が飛びご迷惑をかけることになりますのでご注意下さい。
定期的に有料でのお掃除を石材店に依頼する方も増えているようです。

お墓のお支払いはどういう流れになるの?

ローンを組むことができるのかとか支払いに関する内容を知りたい。

お墓の支払い方法はお店によって違いますが、注文時に代金の3分の1から半額程度を支払い完工後、残金を支払うというケースが多いようです。お店と十分にお打ち合わせ下さい。
また、お店によって現金持ち込みだけでなくデビッドカードシステムで銀行口座のカードで支払うことも出来ます。
また、最近ではこの世の住まい購入と同じく、あの世の住まいでもあるお墓にもローンを使われる方が増えています。
一生に1度のお墓づくりです。予算が予定よりオーバーした分をローンで・・と賢く利用するのも一つの方法です。
全優石では、利率の低い全優石建墓ローンをご用意しておりますので全優石のお店にお気軽にご相談お申し出下さい。

お墓はどうやってメンテナンスするの?

地震などの災害でお墓が壊れてしまったりした場合などお墓のメンテナンスなどについて知りたい。

最近のお墓はほとんどが御影石と呼ばれる花崗岩が使われています。 花崗岩は硬い石なので磨くとツヤが出ますが、当然ですが自然な現象として経年変化や経年劣化があり、何十年も購入したときと同じではありません。 適切なお手入れとメンテナンスは重要です。

※ご注意
・お墓を磨くときにはたわし、金属ブラシなどはより多くの傷が付きますので使用しないで下さい。最近では石材に適した掃除道具も販売されています。
・また、有料で磨き直しや、お墓の洗浄も出来ます。
・石と石の接合部は接着剤の劣化を考慮し8~10年程度で メンテナンスが必要でしょう。見積もりをとり石材店にご相談下さい。

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