とくに、規則・資格・制限については、よく調べておく必要があります。遺骨を納めることのできる範囲、墓碑購入や工事を行う際の特定石材店の有無、墓石の大きさや形の制限の有無などです。 公営墓地では、ほとんど業社の指定はありませんが、寺院墓地や民営墓地の場合は特定の業者が指定されている場合があるので、必ず、確認しておきましょう。また、墓地の使用権の継承や譲渡についても、墓地それぞれの規定がありますので、確認しておく必要があります。
・安心できる経営・管理組織かどうか
・規則や資格・制限の詳細な確認(宗派による規則や資格など)
・区画の面積
・費用と支払い方法(ローンについてなど)
・墓地までの交通の便
・管理が行き届いているかどうか
・墓地の設備と周辺環境
墓地を購入するということは、実際にその土地が自分のものになるわけではありません。半永久的に借りて使用権を得るのです。 墓地を決めたら、管理者に購入を申し込みます。その際に、永代使用料と管理料を支払って、使用承諾証を受け取ります。
寺院などでは冥加金、志納金などと呼ぶこともあります。永代使用料の金額は墓地によってかなり異なります。場所的には都心に近くなるほど高くなる傾向があります。 また、寺院墓地の場合は、有名寺院になるほど高くなります。
墓地内の通路や水道、休憩所などの共用部分、管理事務所の維持などのために必要な費用で、墓地の使用権を持っている限り、支払い続けなくてはいけません。 金額等については、支払方法も含め管理者(寺院墓地の場合はご住職)に確認することが必要です。