粒子による分類の中で粒子が一番荒いもの。
ひと昔前は墓石材の代表的存在だった。国内の分布は広く、種類も多い。節理にそって採石しやすいのが特色。
矢や楔(くさび)などを用いて原石を切断すること。
模様部分を凹凸面になるように彫り上げた彫刻。
墓石の付属物のひとつ。花をいけるもの。
墓地の周辺を囲む柵。大谷石、安山岩、みかげ石などを使用するケースが多い。
企業が建てる供養塔。故人になった創立者や社長社員などを祀る。一般的には位牌だけを地下に納める。
横断面が四角な彫り形。
奈良春日大社の灯籠を写したもの。灯籠が照明具として使われる以前の、献灯用の設備であった時代の姿を表したもの。
モルタルを用いずに石材の据え付けを行なうこと。
カロートの蓋。みかげ石、大理石、スレート製のものが多い。
石山の状態。石の層が盤上になっているもの。
近隣の墓地との境界を明らかにするために、自分の墓地の周囲を囲む石。墓地の土台を固めたり、水の流入などを防いだりする働きもある。外柵。
土留め、護岸等に用いる石材。
大型のかなづち。石を割る大きなかなづち。
仏の世界に入ったものは香りしか食べないといわれる。お墓参りの際などの線香には、この意味と、不浄を払うという意味がある。
和型墓石の頭頂部のひとつの型。
線香をたく小型の炉。
石材の仕上げ加工のひとつで、凹凸を大きくして自然石の感じを強調したもの。
墓石の一種。空、風、火、水、地輪の五つの部分からなる石塔。
矢やワイヤーで原石を墓石サイズに割ったもの。
石材の容量単位、一切=一立方尺。一立方メートル=36切として計算。
切は石材の容量単位。切数は数量を表す。
石塔、灯籠の縦に一番長い部分。墓石の場合、ここに文字が刻まれる。「ほとけ」または「柱」ともいう。
石塔、灯籠の縦に一番長い部分。墓石の場合、ここに文字が刻まれる。「ほとけ」または「柱」ともいう。
床、道路に敷く石。
幼くして亡くなった子供を祀る。昔から地蔵菩薩は、小さな子供に救済の手をさしのべるという信仰がある。
生前につくるお墓。寿蔵、寿堂などともいう。墓地不足の現在、早めに墓地を入手しようという考えから、寿陵は人気がある。長寿になるめでたい墓。
鳥居の型値。笠木、貫、柱およびくつ石からなっている。
石材の施工、設置。
石材に異質物などが線となって現れるもの。
石材の小さな斑点。
幅の広い厚板、平板のこと。
蓮華の代わりに使われるもの。竿と上台の間に入る。かぼちゃすりん、角すりんなどがある。
板塔婆ともいう。墓に立てる札のこと。五輪塔の省略化したもの。
変成岩。中国雲南省の大理府で産出したため、この名がある。石灰岩が熱変化作用によって生じた熱変成岩。
墓石、石塔などを設置すること。
墓石の上台の下の台。石塔、灯籠では中間部分をいう。
石材の粒子による分類のひとつ。
採石場。石切り場。
庭の緑先に置く手水鉢。
塔婆を立てかける柵。
庭、墓地に用いられる敷石。
砂とセメントを水で混合した泥上にしたもの。石材の接着剤に用いられる。
和型墓石の頭部分のひとつの型。
主に水成岩を指す。また耐圧強度は重量にほぼ比例するので、目方の軽い石のことをいう。
墓石、石塔の一部で猫の足のように四本の足のついた台。
他人の委託を受けて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設をいう。
長く細い石。
石を加工する道具。
石材をのみによって仕上げたもの。
代表的な鳥居の型。笠木、島木、貫、柱および台石から成っている。
壁のヨゴレを防ぐため、立ち上がり部分にある約10センチに手割りしたもの。
墓地などで用いられる踏み石。飛び石と同じ。
墓の付属物。参拝者が手荷物などを置くための台。
開眼式とは逆に、古い墓を処分したり、移したりするときに行う。抜魂式ともいう。
一つひとつが球になっている石。転石、ころびいし、玉石などという。
戒名などを刻んだ石碑。銘板、法名碑、法名誌ともいう。
家相、手相と同じく、墓にも吉凶を示す相があるとするもの。
先祖代々、帰依しているお寺。位牌をおさめ、法要などの仏事を営んでもらう。
墓誌に同じ。
立法切りのこと。面切りに対して、この言葉がある。
一面または二面磨き仕上げをした板石材。
墓石の付属物。水を捧げる鉢のこと。
石にも木目と同じように目がある。層に平行に沿った目をスクイ、上から見たものを横目(板目)、横目を輪切りにしたものを縦目(木口)という。
夫婦合葬のお墓。比翼塚(ひよくづか)ともいう。最近、夫婦ともに健在のうちに、寿陵で建てる人が増えている。
石と石の継ぎ目をきれいに化粧する方法。美観強度防水の効果を出す。
へりの部分を丸く仕上げること。
墓石の竿の部分に家紋を浮き彫りにしたもの。
石の断面がV字形になるように彫る方法。
庭園の池畔や中の島などの水辺に配置される灯籠。
化粧継ぎ手の一種。江戸切りともいう。
霊園や墓地が任意に定めた区画の単位。ほかに「聖地」というものもある。
墓石や灯籠などの一部。蓮華の形をしている。
石塔や墓石で蓮の彫刻がある台。
洋型に対して使われる墓石のタイプ名。日本独自の三段積みの型をさす。
石肌がラフな状態になっているもの。