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明日を楽しむレシピ

日本独自の進化を遂げた「バレンタインデー」

2019/01/31 【明日を楽しむレシピ】

 

お正月気分もすっかり抜け、街ではバレンタインデーの華やかな飾りつけが目に付くようになりました。商業施設だけでなく駅のコンコースなどにも特設売り場が設けられ、可愛らしいパッケージを選ぶ女性たちで賑わっています。

マンネリ化という声もあるようですが、やはりこの季節になると女性も男性も少しソワソワするのではないでしょうか。

 

<兵士たちのために殉教した司祭の名前という説>

バレンタインデーの歴史として最も一般的なものは、ローマ帝国時代まで遡るとされています。2月14日というのはローマ時代、すべての神々の女王であり家庭と結婚の神である「ユーノー」の祝日とされていました。ローマ帝国の皇帝クラウディウスⅡ世は、愛する妻を残して戦地に赴くと士気が下がるとして兵士の婚姻を認めず、多くの若者が恋人と結婚できずに嘆いていました。そんななか、キリスト教の司祭バレンタインは表立って婚姻ができない兵士のために、秘密裡に結婚式を執り行っていました。しかし、そのことが皇帝の耳に入り怒りを買い、処刑されてしまいます。

その処刑はあえて「家庭と結婚の神」であるユーノーの祭日に執行されたとされ、のちにこの日はキリスト教徒の間で祝日とされた、というのが一般的な通説です。

しかし、この話にはいわゆる「言い伝え的」な要素もあり、現在ではキリスト教圏の国々でも2月14日が祝日になっているわけではありません。

 

<一足早い華やかなチョコをぜひ故人にも>

諸外国ではバレンタインデーは「女性から告白する日」というよりは、恋人や夫婦がお互いにプレゼントやカードを交換したり、食事にでかけたりという愛情を交換する日とされています。男性から女性に花を贈ることも多いようです。

日本では、女性が意中の男性にチョコレートを贈り、愛を告白する日という独特の発展をしたバレンタインデー。1960年代に高度成長の波に乗り、チョコレート業界や百貨店などの流通業界がしかけた商法ともいわれています。「ホワイトデー」や「義理チョコ」なども日本独自のバレンタインデーの進化形です。

企業の思惑に乗ってしまったかな?と思うところがある反面、やはり美しい形や包装のチョコレートは見た目も華やかでわくわくするもの。バレンタインデー期間限定の商品も多く発売されるようで、お目当ての男性がいなくてもつい目を奪われます。

男女関係なく日頃御世話になっている方に、感謝の気持ちとして贈るのも素敵ですね。そして亡くなったご家族にも、可愛らしいチョコレートをお供えしてみてはいかがでしょうか。

一足早い春のような華やかさとともに、家族としての変わらない愛情をきっと故人にも伝えられるでしょう。

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