2016/07/26 【快適くらしのレシピ】
家族の思い出が詰まったアルバムや箱に収納したままの写真、処分できずにいるネガフィルムなど、たくさんの写真類が収納スペースを圧迫していませんか?
さらに携帯電話やスマートフォンで撮り溜めたスナップや動画など、整理しきれていない写真を大量に抱えて困っている方も多いかと思います。
そこで今回は簡単に写真整理ができるグッズをご紹介します。
<家電感覚で使える「デジタルフォトアルバム」>
写真を整理整頓する電子機器「デジタルフォトアルバム」は、家電メーカーやフィルムメーカーから数種類の商品が発売されています。どの商品にも共通していえる特徴は「使い方がシンプルでわかりやすいこと」です。
【デジタル】フォトアルバムと呼ばれていますが、使いやすさは【家電】感覚。パソコンのような操作を必要とせず、家電製品のスイッチやリモコンと同じような感覚で使えるので、シニアの方々にも人気を博しています。
<古い写真もデジタル写真も一緒に収納>
この「フォトアルバム」にデジタルカメラや携帯電話のSDカード(データ保存用の小さなカード)を差し込んだり、スマートフォンをつなぐことで写真や動画のデータを保存することができます。
また、既存のプリント写真やネガフィルムをスキャニングできる機種もあり、古い写真をデータ化して保存することも可能です。
アルバム、スマホなど、家中でバラバラに保存されていた写真を、デジタルフォトアルバムの中一か所で整理整頓することができます。
テレビやパソコンにつなげば保存した写真・動画を家族や友人と一緒に見ることもできますし、スライドショーのように表示してフォトフレームとして飾ることもできます。
もちろんUSBなどの保存媒体に移し替え、プリントショップで出力することも可能です。
サイズは電話帳程度のものが多く、重さも500グラム前後です。保存できる写真(動画は含まず)は機種によって違いますが10万枚~40万枚とされています。
値段も2~3万円台と手頃な価格帯が設定されています。
<終活としてのデジタルフォトブック>
「終活」の第一歩としても、デジタルフォトアルバムの活用はおすすめです。
シンプルにすっきりと写真の「断捨離」ができますし、コンパクトサイズなので、かさばらず家族に迷惑をかけることもありません。
もし「残したくない写真」があれば、デジタルフォトブックに保存したあとで削除することもできます。
「終活」と身構えなくても、家の引っ越しやリフォーム、また子供たちの独立や定年退職といったタイミングで、大量に溜まった写真を一度整理してみてはいかがでしょうか。