2015/06/11 【アンチエイジングのレシピ】
自転車は、免許を必要とせず扱うことができる移動手段のひとつです。近年、自転車を移動手段に用いることを国や自治体が推奨していることはご存じでしょうか。今回は、自転車運動によるメリットを紹介します。
自転車での移動が国でも推奨されている
近年、自転車での移動が国や自治体でも推奨されています。ある自治体の市役所では、自動車通勤よりも自転車通勤のほうが、通勤手当が多くなるような制度を導入しているようです。さらに、自転車通勤者の増加を受け、国土交通省でもその安全面を確保したり、さらなる増加を目指したりするために、自転車道整備のガイドラインを策定しているところもあります。
自転車で効率的に運動が可能
自転車は地球温暖化の原因とされるCO2の排出がなく、環境に配慮した移動手段です。そのうえ、全身運動になるため、日常生活に取り入れると健康にも良い効果が得られると言われます。その理由は、下記の二つによるものです。
・運動強度は早歩きよりも高い
運動中に体にかかる負担度を表す単位を運動強度と呼びます。自転車に乗っている時の運動強度は、早歩きをする時の数値よりも高く、効率的に体を鍛えることが可能です。
・長時間運動がしやすく全身運動になる
自転車の運動強度は早歩きより高いものの、ジョギングやなわとびといった運動手段と比べると低くなるのが特徴です。そのため、長時間の運動が可能で下半身を中心に全身の筋肉をバランスよく鍛えられます。
・電動自転車でも十分な運動が可能
自転車での移動・運動は、どのようなタイプの自転車でも効果が得られます。例えば、足腰に自信がない場合には、電動自転車での運動がおすすめです。普通の自転車よりも消費カロリーは落ちてしまいますが、上り坂や長距離も無理なく走破でき、適度な負荷を体にかけられます。
近年、注目を集める自転車は、手軽に日常へ取り入れられる運動手段として優秀です。国や自治体も推進しており、その環境もより整備されていくことが予想されています。この機会に、自身の健康管理や環境に配慮するために取り組んでみてはいかがでしょうか。