2013/08/27 【快適くらしのレシピ】
いつまでも若々しく、そして心身ともに健康でありたい……。それはすべて人たちに、共通する願いです。一方、その願いを実現させている人は、あまり多くないように感じられるかもしれません。
加齢と共にどこかしら身体は不自由になり、健康を維持できるのは、ほんの一部の人だけだと考えてしまうかもしれませんね。しかし、日々の心がけ次第で、誰にでも若々しく健康な身体は手に入れることができます。
健康オタクになるより、継続的な習慣を
若々しく、健康な身体を手に入れるためには、運動や食事など、一時的に気を配っていればいいというわけではありません。大切なことは、継続すること。
よくある間違いは、「流行にのる健康オタク」になってしまうことです。テレビや雑誌では、健康にいいとされている健康方法や食品の情報が溢れています。特に食品は、テレビで特集をするとすぐに店頭から品薄になることも多々あります。
しかし、その多くは一過性です。一時的に、大流行をしますが、すぐに次の流行へと移り変わります。流行っている健康法を次々と試していく「健康オタク」になっても、効果は薄いのものです。多くの健康法は長期間の継続によって、効果が表れます。一時的に身体にいい食品を摂取しても、ほとんど効果はありません。
そして、食品にだけ気を配っていても意味はないのです。食事や運動などすべてを習慣化することが、若々しく健やかな身体を作っていくのです。また、誰もが、すべての健康方法が当てはまるわけではありません。安易に健康方法を実践してしまうと、場合によっては、必要な栄養素が不足してしまうこともあるのです。自分の年齢に合った、正しい知識を身につけ、実践することも大切です。
健康な身体をいつまでも維持するために
健康な身体を維持するためには、生活習慣が重要です。しかし、それ以上に「人との関わり合い」も重要です。
高齢になると、どうしても外出が億劫になってしまいます。家の中で過ごすことが多くなるでしょう。すると、人との関わり合いが希薄になっていきます。一度孤立してしまうと、さらに外出を控えるようになり、身体を動かす機会が少なくなくなってしまうのです。
人との関わり合いがあると、自然と外出する機会も増えていきます。人からの誘いで、登山やハイキング、簡単なスポーツなどアクティブなイベントに参加することもあるでしょう。
「病は気から」といいますが、人と関わり合うと気持ちが明るくなります。一人で家に閉じこもっていては、気持ちが沈んでしまいます。地域の趣味のサークルや教室には、積極的に参加してみてはいかがでしょうか?
【参考サイト】国立健康・栄養研究所