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- お墓博士(全優石会長 吉田剛)の一言 -

お墓のニューデザインコンテスト

2014/08/27 【お墓博士の一言】

 

20回目となった全優石のニューデザイン墓石コンテスト、今年もまた全国から想いを込めて
作られたお墓が多数応募されました。審査の結果、静岡県の玉村さんのご家族が建てられた
お墓が本年度のニューデザイン大賞に選ばれました。

 

このお墓は特別デザインに凝ったものでもなく、豪華さや派手さもない、ごくシンプルな平面型
の洋型墓石で、墓石の表面に5歳のお孫さんが描いた絵が彫られているものです。
その絵は、おばあちゃんが大好きな天ぷらを揚げてくれているところと、おじいちゃんが大好きな
アイスクリームを買ってきてくれたところが描かれたもので、素朴で温かみが感じられ、微笑ましい
家族愛、幸せ家族、家族の絆が込められたお墓として評価されました。

 

このコンテストの名称は、“ニューデザインコンテスト”となっていますが、“想いを込めて作られ
たお墓のコンテスト”の方が趣旨に合った名称だと思います。何故そうしなかったのか。その
理由は、コンテストを始めた当時一般の方が建てるお墓は、人が亡くなった時に供養塔として
江戸時代の中期頃から建てるようになった和型と呼ばれる三段型のお墓か、昭和40年代に
入って建てられるようになった洋型と呼ばれるオルガン型の2種類で、いずれも画一的な規格
型のお墓しかありませんでした。

 

伝統的な形のお墓を死者の供養塔として建てるお墓作りを否定するものではありませんが、
私はお墓は死者の供養塔であると同時に、この世に残された人の心の拠り所としてより大きな
役割があるのではないかと思いました。
そしてそうであるなら、その人を偲び、在りし日のその人が彷彿と想い起こされるような、その
人の生き様や個性、その人らしさを形に込めるお墓作りがあってもよいのではないか…。
また、人々の慣習や因習が驚く程自由になった今日、お墓は死者の供養塔として故人の霊を
慰めるものであると同時に、むしろ自分の為のもの、自分の死後の住まいになってきているの
ではないか…。そう考えると家族の絆を残すお墓作りや、この世に生きた証を残すお墓作り、
自分と家族のあの世の住まい作りとしてオーダーメイドのお墓作りがあってもよいのではないか
と思いました。

 

そこで30年前に、人それぞれの想いを込めたお墓作りを提案提唱し、新しいお墓作りがあることを
多くの方に知って頂こうと始めたのがこのコンテストなのです。
当時は規格型のお墓しかありませんでしたから、ちょっと形を変えるとすべてニューデザインに
なりますし、想いのお墓づくりでは意味が不明と考えニューデザインお墓コンテストとしたわけです。

 

お墓は故人を偲び、いつまでも忘れずに語り継ぎ、家族の歴史を伝える大切なものです。
亡き人との精神の触れ合いの場であり、そこに集い、報告し感謝し、先祖を敬う気持ちを
育む大切な場所です。
それにふさわしい佇まいを持った、皆様方の想いを込めたお墓をご応募頂けたら幸いです。

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