2013/06/17 【終活のレシピ】
「終活を始めたいけれど、どうしていいか分からない」「どこから始めればいいの?」「お葬式について詳しく知りたい」など、終活に興味はあるけれど漠然としていて分かりづらいという人は多いようです。
総務省の発表によると、65歳以上の人口は3074万人にのぼり、日本の総人口の24%が高齢者になります(総務省HP調べ)。超高齢化社会の中で、今注目されているのが「終活」です。以前、このサイトでも紹介しましたが、「エンディングノート」という映画が公開され、終活に注目する人が増えました。作品を観た人は、終活は人生をよりよく締めくくるための活動だと感じた、と共感する声が多く聞かれました。
しかし、いざ終活を始めようと思っても、何をすればよいのか、と悩む方が多くいます。そんな右も左も分からない「終活」初心者の方を、トータルにサポートするのが「終活カウンセラー」です。
終活カウンセラーとは……!?
一般社団法人終活カウンセラー協会によると、「終活」の定義は「人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる活動」だそうです。終活カウンセラー認定資格で得られる知識は相続、遺言や保険、葬儀、お墓、また介護、ヘルスなど多岐にわたっています。
こうした終活カウンセラーのセミナーでは、社会に貢献したい、あるいは人が持つ死に対する不安を少しでも取り除き、前向きに生きたいと、シニアの方の参加も増えているそうです。
迷ったら、気軽に終活カウンセラーに相談を
終活は人生において大切な時間です。以前、筆者が終活セミナーに参加した際にお話を伺ったシニア世代の方は、社会に貢献したいという目的で終活カウンセラー資格取得を目指していると話していました。
彼に、なぜ終活カウンセラー資格取得をしたのか聞くと、「世の中の人が持つ死に対する不安を少しでも取り除き、前向きに生きて欲しいから」という答えが返ってきました。
また「今後終活カウンセラーが増えることで、すべての人が終活を当たり前に行う日がきて欲しい」とも言っていました。終活カウンセラーの多くは懐の深い、温かい人たちです。 終活に関して分からないことや迷っていることがあったら、ぜひ終活カウンセラーに相談してはいかがでしょうか。