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檀家と費用

お寺の檀家になった場合の行事と費用の目安

檀家とは特定のお寺に属することを意味します

日本の法律では、許可を受けた墓地にしか遺骨を埋葬することはできません。したがって新しくお墓を建てる場合は、すでに許可を得ている「寺院」(寺墓地)の檀家になるか、「霊園」のいずれかを選ぶことになります。またすでに先祖代々のお墓がある場合も、寺院墓地か霊園墓地のどちらかに分類することができます。
霊園の場合はパンフレットや契約書に墓地や墓石の購入方法、費用、管理費などの明細が記されていることが多く、運営団体や建立する石材店からの説明もありますので、実際に必要となる費用も算出しやすいでしょう。
寺院に新しくお墓を持つ、あるいは寺院にある先祖からのお墓を引き継ぎ檀家になる場合は「仏教の習慣」からくる用語や行事が多く、そのために「どんな行事にどのくらい費用がかかるのだろうか」という素朴な疑問が生まれるのではないでしょうか。
両親や親戚から「お寺の檀家としてこれだけ費用がかかる」ということを受け継いでいればわかりやすいですが、とくにご自身が新たにお寺にお墓を建てる場合は、檀家としてかかる費用がどのくらいか、とまどうこともあるかと思います。
そこでここでは一般的に「寺院にお墓を建てて檀家になった場合」に、おおよそかかる費用をご説明しましょう。

檀家としてかかる費用の目安

「檀家」とはサンスクリット語の「ダーナパティ」に由来しており「お寺や僧侶を援助する庇護者」という意味です。日本では「特定のお寺に所属し(墓を持ち)、葬儀や供養をそのお寺に任せ、お布施として経済的に支援をする」といった意味になります。
檀家になるとかかる費用を箇条書きにしてみると以下のようになります。

① 入檀料
檀家になるときに必要な費用です。いわゆる初期費用のようなものです。その地方や宗派によっても違いますが10~30万円が相場と言われています。

② 護持会費・維持費
お墓の清掃管理や寺院の通常運営のために檀家が負担する費用です。年間で5千円~2万円ほど(月額にすると500円~1500円程度)が相場のようです。

③ 寺院行事や法要の際のお布施
寺院では年に数回の行事があります。代表的なものでは彼岸会(春と秋)、盂蘭盆会(7月あるいは8月)、施餓鬼会(夏ごろ)、十夜法要(秋ごろ)、浄土真宗ならば報恩講などがあります。お寺が開催する合同の法要に参加する場合3000円~1万円程度のお布施(参加費のような形)を渡すことが多いようです。お寺にもよりますが、読経、説話、簡単な食事、卒塔婆回向費用などが含まれていることもあります。

④ お寺や住居を改築する場合の檀家負担金
寺院には「本堂」「書院」「庫裡」「鐘楼」「山門」等の諸施設があり、もともと仏教ではこれらはその宗徒、つまり檀家一同の財産という考え方をします。したがって、こうした諸施設の修繕、改修をする際に寄付を求められる場合があります。ただし、これはあくまでも「寄付」ですので、払わなければならないという決まりはないようです。

⑤ その他のお布施
葬儀や法要、月命日の読経や、戒名・法名を授かる際に喜捨するお布施があります。お布施というのは本来「感謝やお礼の気持ち」であり読んで字のごとく「施し与えること」です。ですから、お寺に支払う対価ではないので、定価というものが本来ないのです。ご自身の出せる範囲でというのが前提ですが、目安として、
通夜、葬儀の読経や供養 15~50万円
1周忌、3周忌などの法要 3~10万円
月命日などの読経 5000円~1万円

と言われています。

こうして列記すると月度管理費などが明記されている霊園墓地に比べ、お寺の檀家としての費用のほうが割高な印象を受けるかもしれません。
しかしお寺の檀家になる一番の良さは「face to face」の部分にあると思います。
供養に関する相談ごとにはいつでものっていただけますし、基本的に年中無休ですから、墓地管理の細やかなところまで目が行き届いています。
またさまざまな家庭の事情に即した供養をしてくださるなど、マンツーマンで接してくださる良さがあります。
最近のお寺は費用面の目安を教えてくださることも多いようですので、わかりにくいことがあればお寺に尋ねてみるのもよいでしょう。

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