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供養について

供養とは生きているものが善行を積み、亡くなった方の冥福を祈ること

供養とは故人の霊にお供えをして冥福を祈ること

「供養」とはもともとはサンスクリット語のプージャーまたはpūjanā(プージャナー)の訳で、仏様に香、花、燈明、食べ物などを真心込めてお供えするという意味です。
このように供養とは本来、仏様や僧侶に対する行い指しますが、日本においては、仏様のもとに旅立った故人や先祖の冥福を祈ることを「供養する」と呼ぶようになりました。
今日私たちがあるのは、先祖の存在があったからです。先祖の誰ひとり欠けても現在の自分は存在しません。 先祖や故人を供養することは、めぐりめぐって自分や家族、周囲の人々、さらに子供たちなど子孫へとその恩恵がつながっていくことになります。
決して派手な供養をする必要はなく、ご自身のできうる範囲で「供養」の心を持ち、故人・先祖を敬っていくことが大切です。
よく「追善供養」という言い方をしますが、「追善」とは亡くなった方の冥福を祈り、遺された者が善い行いをすることを意味します。善い行いは亡くなった方のためだけでなく、いずれは自分自身にも返ってくるものだという仏教の教えです。
また供養とともによく使われる「回向」という言葉がありますが、これも仏教用語で自分が行った修行やお布施など「善い行いの結果」を、他の者や故人にも「回し向ける」ことを意味しています。
真言宗の回向文(えこうもん)を以下に参考としてあげておきます。

<原文>
願以此功徳 [がんにしくどく]
普及於一切 [ふぎゅうおいっさい]
我等与衆生 [がとうよしゅじょう]
皆共成仏道 [かいぐじょうぶつどう]

<現代語訳>
願わくは私の行った善い行いの果報が、
この世のありとあらゆる存在すべてに行きわたり、
自分を含めたすべての人々と生きとし生けるものとが、
皆と共にあらゆるものに対しての慈しみの心を持ちつつ
自らが勤め励む道を日々たえまなく進んでいきますように

故人を供養することでその恩恵が自分や周囲にもめぐってきます

仏教では、善いことをすればその恩恵は自分一人に返ってくるのではなく、仏様をはじめとし周囲の人や亡くなった方々にも及ぶものだという教えがあります。
「情けは人のためならず」ということわざがあり「情けは人のためだけではなく、いずれめぐりめぐって自分にも恩恵がかえってくる」という意味ですが、仏教の教えの根本はこのことわざに近いものがあります。
仏教の教えでの善い行いとは毎日の生活の中に宿っているとされています。ゴミを拾う、お年寄りに席を譲るという何気ない日々の行いも善行です。
そしてその象徴的なものが「故人の冥福を祈る」供養ということになります。
朝晩お仏壇に手を合わせる、お供え物をあげる、お花を供える、燈明をともし、お線香をあげる。こうした行為そのものも供養であり、亡くなった方のために行っていることが、いずれは周囲や自分にもめぐってくる、という意味になるのです。

供養には遺された側にも意味があります

供養をすることは故人に向けてだけでなく、遺された遺族にとっても間接的に次のような意味があるいわれています。

精神的な意味
故人と心の中で対話し、偲ぶことを通して、故人を失った悲しみを乗り越え、心のつながりを再確認し、それを心の支えとして生きる機会になります。
供養の機会とは非日常的な時間であり、静かに祈ることで心が落ち着き自分自身を振り返るよい機会になります。
また、供養を通しておのずと「死」と向き合うことになり、そこから今を生きることにもしっかりと向き合うことができます。

家族的、教育的な意味
家族で供養の場をともにすることで、故人や先祖とのつながりを再認識できます。
また、子供にとっても先祖とは何か、亡くなった人を大切に思うこととはどういうことか、という教育にもなり、目に見えないものの価値を考える姿勢を育てることがきます。

こうした本来の意味から派生して、人間だけでなく動物にも幅広く供養という言葉が使われています。さらに針供養、人形供養のように生活に密接した物や道具に対しての供養も行われています。
「供養をする」という行為が日本人の精神性とよくマッチし「この世にいなくなってもいつも感謝し想いをはせる」という広義の意味合いで使われているよい例でしょう。

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