2017/12/21 【快適くらしのレシピ】
もう間もなくお正月。クリスマスのイルミネーションや、歳末セールの飾りつけなどで、街は年末モード一色に彩られています。各ご家庭でも年賀状書きや大掃除、お正月料理の準備と年末恒例の慌ただしさを迎えられているのではないでしょうか。
<お雑煮に飽きてしまったら>
さて、お正月に食卓に並ぶものといえばおせち料理とお雑煮。最近では専門店やデパート、あるいは通販でプロが作ったおせち料理を求められる方も増えました。
たくさんの種類の料理がきれいに詰められたお重は、昨今の少人数家庭にもよくマッチし、普及してきているのもうなずけます。
でもお雑煮は出来たての温かいものをということで、ご家庭で作られることが多いようです。しかし続けて食べていると飽きてしまい、お餅が残ってしまったという経験はありませんか?また、そこで、洋風やエスニック味に慣れている若者にも人気の、お餅のアレンジ料理をご紹介します。
<スープやお鍋などお餅は具材の万能選手>
たとえば、マカロニの代わりにお餅を使ったホワイトグラタン。お餅はレンジで加熱すれば柔らかくなり、チーズをかければトロッとして身体も暖まります。
また、クラムチャウダーにお餅を入れたり、パンの代わりにお餅を使ったオニオングラタンスープ、キャベツに包んだ餅ロールキャベツなどもいいですね。
チーズやケチャップの味は子供たちも大好物です。
辛いものが得意なら韓国料理のトッポギを日本のお餅でアレンジしてみてはいかがでしょう。トッポギの「トック」は韓国語でお餅のこと。お餅を柵状に切って、野菜などと一緒にコチジャンや醤油、砂糖などで甘辛く煮込んだ料理です。
日本のお餅のほうが柔らかくなりやすいので火の通し加減に注意してください。
お餅を野菜やワンタンのスープの具として使えばボリュームがアップしますし、洋風お雑煮になります。ちょっと疲れた胃腸には餅入り茶碗蒸しや豆乳鍋もオススメです。
切り餅を小さく切って練って作るみたらし団子や、少し固くなったお餅を油で揚げたお餅はおやつにもなります。鏡開きで下したお供え餅を使ってもいいですね。
来年のお正月は日の並びもよく、1日から8日までお仕事がお休みという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ちょっと変わったお餅料理、ぜひチャレンジしてみてください。