2015/01/20 【快適くらしのレシピ】
少人数の家庭では食事の際、「おかずを作り過ぎてしまって食べ切れない」ということはよくあるでしょう。また、スーパーで割引価格に惹かれて食材を買い過ぎてしまい、余らせてしまったり腐らせてしまったりした経験はないですか? 増税にあたり生活費の節約を迫られる中、このような無駄は極力避けたいものです。そこで、ここでは食費を節約するためのちょっとした技をご紹介します。
買い物で気をつけたいこと
家庭にとって食費の節約はひとつの課題。でも、分かってはいるもののこれといった具体的な対策をとっていない、というご家庭におすすめなのは、買い物のときにちょっとしたことに気を付ける方法です。これを実践すれば無駄を大きく減らすことができます。
漠然とした節約意識では、値引き品にすぐ手を出してしまう、という行動になりがち。「今がお買い得だから」となんでも即購入を決めてしまうのはNGです。安いこととそれが必要な物かどうかは別の話。割安の商品は賞味期限が迫っていることも多く、長持ちしそうな食材がすぐに傷んでしまう、ということもあるものです。安さだけを見ず、生産日や賞味期限を見てよく考え、買うべきかどうかを見極めるステップを踏みましょう。
また、買い物に行く回数事態を減らすというのも節約に効果的な方法です。一週間に一度のペースでまとめ買いをするのが理想的な買い物の仕方。先を見通すことで計画的な買い物ができますし、一度に多くの量を持ち帰ることができないことから、自然と運べる範囲に収める感覚がつきます。でかける前に冷蔵庫のチェックを欠かさないのもポイントです。
食材が使いきれない・・・お悩みの対処法
スーパーで買った野菜や肉などを使いきれず腐らせてしまったり、賞味期限が過ぎてしまったりすると、せっかく買い物のときに節約しても意味がありません。そこで、日ごろから使い切った食材と使いきれなかった食材をメモしておきましょう。次回の買い物でその食材の買い方に気を付けられるようになります。
また、最近人気の宅配サービスを利用するという手もあります。お米やペットボトルの水など、重いものを持ち運ぶのが辛くなってきたという方にとっては大変便利です。しかし一方で、少量の買い物だとかえって配送料で費用がかさんでしまうので注意しましょう。まとめ買いも必要最低限のにとどめ、家庭内で消化できる量をよく考えて選ぶのがコツといえます。