2013/08/02 【終活のレシピ】
今までの人生を振り返るためにも、今後の人生を楽しむためにも「自分史」を作る方が増えてきていることはご存知でしょうか? 「自分史」といっても難しいものではありません。
今まで歩んできた自分の人生を改めてたどる、という簡単な作業です。「自分史」を作ることで、過去の新たな事実を発見できたり、やり残したことが見えてきたりと楽しみもたくさんあります。今後の人生を楽しむためにもぜひ「自分史」を書いてみてはいかがでしょう。
人生を楽しもう! まずは、「自分史」作りから
楽しかった経験や家族や友人との幸せな日々だけでなく、嫌なことや辛かったことも、今になって振り返ると、すべていい思い出。そんな思い出を形に残すことで、一つ一つの出来事が「自分史」になっていくのです。
ワープロやパソコンで制作すれば費用も掛からず、新たな楽しみができます。「自分史」の魅力は奥が深く時間がかかるかもしれません。
二度人生を楽しむことができるといっても過言ではありません。書いていくうちに今までの記憶が呼び戻され、今まで発見できていなかった新たな事実が見えてくることもあります。また文章だけでなく、旅先やイベントでの写真や感動した映画のチケット半券、印象深かった展覧会の半券など、ものをコラージュするのもいいですね。
ときには思い出に誘われて、取材もかねて旅に出るのもいいでしょう。今だからこそできる新たな楽しみですね。
「自分史」を書き上げた時の達成感もひとしおです。自分の人生の歩みを振り返ったという充実感、書きあげたという満足感を得ることができ、心豊かにしてくれます。
また、これからトライしてみたいことが見えてきたり、やり残したこともたくさん見えてきます。
思い立ったその時が、「自分史」作りを始める時です。さっそく、「自分史」を作ってみましょう。
魅力ある「自分史」作りの二つのポイント
「自分史」と聞くとそれだけで自分にできるのだろうか? と懸念してしまう方も多いはずです。ですが、難しいことではありません。あなたの歴史を綴るものですから、自分流に制作していけばいいのです。
悩むことなく「自分史」作るにはいくつかのポイントがあります。まず一つ目に、年表を作ることから始めましょう。年代ごとに自分の歴史を箇条書きしていき、内容を濃いものにしていきましょう。
次に二つ目はテーマを決めることです。自分の人生の何について書くかを決めましょう。
もちろん全体的にとらえて書くのもいいでしょうし、重点を絞って人生観について書いてみるのもいいでしょう。テーマを決めることで、ほぼ理想とする「自分史」が見えてきます。時代背景、通った学校の成り立ちなど詳しい情報も集め、さっそく「自分史」を書いていきましょう。