2013/04/22 【明日を楽しむレシピ】
日常生活を普通に過ごしているだけなのに「肩が痛い」「カラダの節々が痛い」「なかなか疲れが取れない」という声をよく聞きます。そんな時よく出てくる言葉……「還暦を超えたから」「年齢も年齢だから」など、カラダの衰えを、年齢のせいにしている人は多いのではないでしょうか。
しかし、60歳を超えても、体力の衰えがなく40歳・50歳代のカラダを維持している人がいます。年齢を重ねてもカラダの痛みがなく毎日を過ごしている人の大半は「運動」をしています。
内閣府が行った調査によると60歳以上の方は4人に3人は運動不足というデータ結果があり、運動不足は肥満、免疫力の低下、循環器疾患などさまざまな弊害を招く原因です。とくに肥満はやっかいな糖尿病を引き起こす原因といわれています。
誰だって健康で長生きしたいはず。健康で長生きするためには適度な運動をすることが医学的にも証明されていますし、人間のカラダは動かすことで細胞が活性化するようにデザインされているのです。
中高年層に人気のスポーツとは?
今、60歳前後の中高年層に人気のスポーツといえば「ウォーキング」です。日本生活習慣病予防協会が中高年を対象に、実際に行っている運動を調査したところ、第3位がボウリング、第2位が体操(ラジオ体操、職場体操、美容体操、エアロビクス、縄跳びを含む)、第1位がウォーキングでした。
ウォーキングは、朝・夕などに一人で歩く人もいますが、みんなで歩くというスタイルが人気のようです。巷では、全国各地に「歩け歩け協会」や「ウォーキング協会」があり、毎月、景勝地や自然豊かな土地を大勢で出歩くイベントが頻繁に行われています。同じ趣味の仲間とおしゃべりをしながら歩くと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
健康はもちろん、ストレス発散、アンチエイジング(若返り)などもあり、歩くことで相乗効果も期待できます。また、こういったイベントに参加しているのは、女性の方が多いというデータ結果もあります。
ウォーキングを始めるにはシューズ選びから
皆さんは、ウォーキングシューズとランニングシューズを知っていますか?ウォーキングシューズの特長は、ランニングシューズに比べ、かかとの部分のクッション性が優れています。また、歩く際の足の動き、かかとの外側から着地し、小指を通り親指で蹴りだす動きを考慮した構造になっています。
もし、「ランニングシューズ」で歩く、「ウォーキングシューズ」で走ったりすると、身体に負担をかけて、せっかくの健康のために運動がケガを引き起こす原因にもなりかねません。
ですから、自分の足のサイズや形に合った、ウォーキング用のシューズを選ぶことが重要です。