「100回逃げて、100回来なくても、101回目も必ず逃げて」(中学2年女子)。東日本大震災の被災地・岩手県釜石市唐丹(とうに)町本郷地区で、地元の小中学生95人の後世へのメッセージを刻んだ「津波記憶石」が建立され 2012年7月1日岩手県釜石市唐丹町本郷に津波記憶石3号の除幕式が開催されました。
明治三陸地震津波(1896年)と昭和三陸地震津波(1933年)の碑と並んで置かれております。
「伝えつなぐ大津波 2011 3・11」(高さ2.6メートル)の文字を刻んだ中央の御影(みかげ)石を囲むように、子どもたちのメッセージの石碑が4本建っております。また、本郷地区内22カ所に津波到達地点を示す高さ1メートルの石碑も設置しました。
小学生57名、中学生54名、大人4名、計95名の方々より未来に向けたメッセージを頂き石に刻んでいます。